2012年12月17日(月)

会員各位

SICE Annual Conference の論文募集が新しくなります

計測自動制御学会
会長 白井 俊明
Annual Conference 委員会
委員長 吉見 卓

2002年から国際年次大会となりましたSICE Annual Conferenceは、本年8月のSICE Annual Conference 2012 in Akita で10回を数えるにいたりました。その間、2回の海外開催の成功も経て、アジアにおける計測・制御・システム工学分野の中心的な国際学会へと成長を続けてまいりました。来年9月14日から名古屋大学で開催されるSICE Annual Conference 2013(SICE2013)は、10年間の歴史を踏まえて大きく飛躍する大会となります。この機会にSICE Annual Conferenceを世界的なレベルの研究とその社会と産業における応用技術開発の成果発表の場とするべく、新しい論文募集の形を試みることといたしました。
今回の変更により、大学・研究機関・企業を問わず、先端的研究を進められている方にとっても、応用研究・開発・実装に携われる方にとっても投稿の機会が広がり、論文発表の場が効果的なものとなるものと考えています。会員の皆様にはこの新しい論文募集についてご理解いただき、これまで以上に積極的な投稿と発表をお願いいたします。
なお、SICE2013 in Nagoya の詳細については、http://www.sice.or.jp/sice2013/ をご覧ください。

1.論文カテゴリーについて

1) Regular Paper:国際的な学術論文として価値の高い研究成果を世界に問う発表を期待しています。
2) Position Paper:産業・社会における応用技術の報告や、未完成であっても速報性を必要とする成果、あるいはサーベイ的な内容などに関する発表を期待しています。

2.Regular Paper について

IEEEなどの国際的な査読基準に準拠した Full Paper 査読を行います。投稿者は 6-8ページのFull PaperをInitial submission として投稿します。採択された論文の投稿者は査読者からのコメントをもとに改訂した6-8ページの最終版をFinal submission として投稿します。Regular paper として採択された論文はConference Proceedings、およびIEEEのXplore Digital Libraryに収録されます。

3.Position Paperについて

従来のSICE Annual Conferenceと同様の査読を行います。投稿者は、Extended Abstract(800~1,000 words)をInitial submission として投稿します。採択された論文の投稿者は査読者からのコメントをもとに2-8ページの最終版をFinal submission として投稿します。Position paper として採択された論文はConference Proceedings には収録されますが、IEEEのXplore Digital Libraryには収録されません。

Initial submission 締切 2013年3月31日
採否結果通知 2013年6月7日
Final submission 締切   2013年6月30日