政府は、科学技術基本法に基づき「科学技術基本計画」を策定しています。現在、総合科学技術・イノベーション会議では、本年12月に答申予定の 「第5期科学技術基本計画」の策定を検討しており、その素案に対する意見(パブリックコメント)を募集していました。
「第5期科学技術基本計画」答申素案についての意見募集
科学技術基本計画について(答申素案)

 SICEでは、7月の理事会で設立した「SICE超スマート社会共創ワーキンググループ(リーダー:前田章副会長)」が中心となって検討を進め、 公開されている「第5期科学技術基本計画」答申素案の第2章と第3章に対し、以下の意見を提出しました。
第2章に対する意見
第3章に対する意見

 上記パブリックコメントで主張したことは、大きく、
(1)「超スマート社会」の実現を目指すためには、因果律に支配される物理システムの拘束条件をきちんと認識した上で、SoS: System of Systemsやシステム統合(連携)という考え方とその参照モデル(アーキテクチャ)の確立が重要であること。
(2) さらにIoTサービスプラットフォームでは、実世界に関するデータを収集・分析するだけではなく、実世界の物理システム同士の水平連携と、サイバー世界における実世界のモデル(仮想システム)との垂直連携の両方の仕組みが必要であること。
の2点です。

 これらは計測・制御・システム分野をカバーするSICEの強みを発揮すべき分野であり、今後情報科学技術者や人文社会科学者と連携して技術開発と実用化をリードしていきたいと考えています。

(文責:SICE事務局 井端)