主 催・企 画

計測自動制御学会 制御部門 事業委員会

詳細URL

http://www.sice-ctrl.jp/jp/wiki/wiki.cgi/c/semi?page=ws2015

概 要

情報ネットワークにおけるサイバー攻撃が世上を騒がす今日,制御システムにおいてもいかにしてセキュリティを確保し,強化するかの取り組みが急務となっています.本ワークショップでは,制御システムセキュリティの重要性と取り組みについて,この分野に詳しい3人の方にご講演をいただきます.セキュリティ対策に迫られる企業の方にも,この分野に興味をもつ大学の方にも有益と思われます.奮ってご参加ください.なお,詳細はシンポジウムWebサイト,今後の会告などをご参照ください.

日 時

2015年3月4日(水) 13:30~17:20

会 場

東京電機大学 東京千住キャンパス

講 師

新 誠一君 (電気通信大学),島廻 昭朗君 (三菱化学エンジニアリング(株)),渡部 宗一君(森ビル(株))

プログラム

13:30~14:30 制御システムセキュリティの国内動向(新)
制御システムがサイバー攻撃された2010年のSTUXNETを受けて2012年に技術研究組合制御システムセキュリティセンターが設置された.模擬プラント作成,サイバー演習,Embedded Device Security Assurance認証などのセンターの活動を中心に,サイバー攻撃に対する取り組みを紹介する.
14:30~15:30 サイバー攻撃の現状とCSMS認証の成果(島廻)
個人情報や機密情報が保存されている訳でもない製造現場のシステムにおいて,なぜ,セキュリティの対策が必要なのだろうか.サイバー攻撃は日々進歩,巧妙化し,すでに,制御システムもサイバー攻撃のターゲットになっている.セキュリティ対策は,「これを実施したから終り」というものではなく,継続的な取り組みが必要である.そのような背景から,経産省が中心となりCSMS認証が立ち上がった.製造現場へ適用した事例,その成果について講演する.
15:45~16:45 オフィスビルにおける制御システムセキュリティについて(渡部)
大規模なオフィスビルの制御システムについて,化学プラントや工場などのシステムと同様に大規模かつ複雑なシステムとなっていることはあまり知られていない.また,プラント同様に制御システムセキュリティ上の重大なリスクも抱えているが,業界としてリスク認識を共有できる段階まで至っていない.その中で,オフィスビル業界における制御システムセキュリティの現状,今後建築業界として取り組むべきと考える課題,さらに,森ビルとして取り組んでいる対策を説明する.
16:50~17:20 鼎談:制御システムセキュリティの現状と課題
講演をベースに制御システムセキュリティの問題を深堀する.

参 加 費

マルチシンポジウムの参加者は無料です.それ以外の方は以下のとおりです.

会 員 会員外 学 生 賛助会員
2,000円 3,000円 1,000円 無 料

参加申込

資料の配布を行う予定ですので, 2/22(日)までに参加申し込みを行ってください.参加申し込みはこちらで受付いたします.
キャンセルポリシー:本セミナー参加申込のキャンセルポリシーは下記のとおりです.
参加費が支払済みの場合
a) 資料送付前 → キャンセルを受付けます (手数料は参加者負担で返金いたします).
b) 資料送付後 → キャンセルを受付けません (返金不可).「(i) 代理の出席」もしくは「(ii) 欠席」を選択していただきます.
参加費が未払いの場合
a) 資料送付前 → キャンセルを受付けます.
b) 資料送付後 → キャンセルを受付けません.参加費をお支払いいただきます.

問合せ先

SICE制御部門事業委員会 大石 泰章 南山大学 理工学部
E-mail:oishi@nanzan-u.ac.jp

学会事務局

部門協議会担当
電話(03)3814-4121,E-mail:bumon@sice.or.jp