2014年2月24日

第4回定時社員総会 報告

公益社団法人 計測自動制御学会
事務局 井端 一雅

2014年2月21日(金)、東京大学(本郷)山上会館大会議室において、公益社団法人 計測自動制御学会 第4回定時社員総会が開催されました。今年度も例年と同じく、80名を超える皆さまの参加がありました。
   
   総会に先立って行われた賛助会員懇談会では、仲田副会長より「SICE2014年度の主要課題-中期事業計画の4つの柱をゆるぎないものに」と題して、2013年度の活動概要と、2014年度に向けて中期事業計画の4つの柱ごとの基本方針が説明され、ご出席いただいた賛助会員代表の皆さまから温かいまなざしが寄せられました。
   
   定時社員総会は、新会長が議長となり、定刻に開会されました。まず、2014年度新任の理事13名、監事1名の選任決議が行われ、予定候補者全員が選任されました。
   続いて2013年度事業報告と同決算書(案)の報告が行われ、同監査報告の後、決算書(案)の承認が可決されました。引き続き2014年度事業計画と同予算書の報告が行われました。
   特に監査報告の中で、2012年に策定された中期事業計画の目標達成に向けて、PDCA(プラン・ドゥー・チェック・アクション)のサイクルを回してローリングを確実に実施するための「具体策」「3か年計画」「単年度計画」の策定が行われ、さらに活動計画の見直しが行われていることが大いに評価され、開場からも引き続き大きな期待が寄せられました。
   次に、法人法の定めに従って理事会による代表理事(会長)・業務執行理事の職務の執行状況の監督をより確固たるものとするための定款変更が理事会より提案され、特別議決として定められた総議決権の三分の二以上の賛成を得て可決されました。
   その他用意された議題すべてが審議され、定時社員総会は定刻に閉会となりました。
   
   定時社員総会に引き続き、2013年度学術奨励賞15件の受賞が発表され、出席された受賞者9名に対し、賞状と記念品が贈呈されました。さらに、2013年度に実施された計測制御エンジニア資格認定試験合格者への認定証・登録証の発行状況の報告が行われ、定時社員総会出席者全員から賞賛の温かい拍手が贈られました。
   
   その後行われた特別講演には、九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 所長の若山 正人先生をお迎えし、「システム制御とマス・フォア・インダストリ研究」というテーマで講演が行われました。数学と工学の融合という大変格調の高い講演に対し、会場からも大変次元の高い質問が投げかけられ、出席者の印象に留まる講演会となりました。
   
   定時社員総会終了後、例年通り出席者交流会が開催され、賛助会員の代表や出版関係の方々を含む多くの皆さまにお楽しみいただきました。出席者交流会の席で、定時社員総会終了後に開催された2014年度第1回理事会において、代表理事(会長)に仲田隆一氏(㈱東芝)が、副会長に本多 敏先生(慶応大学)と杉江俊治先生(京都大学)が選任されたことの報告がありました。
   退任された役員への感謝状の贈呈とあいさつの後、ご来賓を代表して名誉会員の北森俊行様のご挨拶をいただき、散会となりました。

以上


定時社員総会開会

総会の様子

決議の様子

特別講演

学術奨励賞受賞者の皆さん

出席者交流会