2022年度計測自動制御学会学会賞(論文賞,技術賞,著述賞,新製品開発賞,教育貢献賞,国際標準化賞)は2022年9月に開催する SICE Annual Conference 2022(SICE 2022)のときに贈呈を行う予定です.会員各位からの受賞候補者をご推薦くださるようお願いいたします.

1.学会賞の種類

(1) 論文賞:計測自動制御学会(以下,本会)が関与する科学技術の分野において,学問技術の発展に寄与するところの大きい論文の著者に贈呈する.
(2) 技術賞:本会が関与する技術および産業の分野において,新しい方式,デバイス,製品,設備などを創案,または実施することによって顕著な効果をもたらした技術的業績に対して,それを実現した個人または団体に贈呈する.
(3) 著述賞:本会が関与する科学技術の分野において,その発展に多大の貢献があると認められる著作物(図書・モノグラフ)の著者に贈呈する.
(4) 新製品開発賞:本会が関与する科学技術の研究を通じ,産業の分野の発展に貢献が大きいと認められる新製品を創案して実施した賛助会員に対して贈呈する.
(5) 教育貢献賞:本会が関与する科学技術の分野において,著作,本会会誌解説記事,本会主催講演会・講習会,その他の活動を通じて,その発展に多大の教育貢献があると認められる個人に対して贈呈する.
(6) 国際標準化賞:本会分野における国際標準規格の提案および制定に中心的に関わり,本会国際標準化委員会の活動と連携した活動を行っている個人または団体に対して贈呈する.
本賞は,つぎの2つからなります.
1)国際標準化功績賞:国際標準規格の制定に貢献した個人または団体に対して贈呈する.
2)国際標準化奨励賞:国際標準規格の新作業提案に貢献した個人または団体に対して贈呈する.

論文賞もしくは技術賞の中からは,個人名を冠した蓮沼賞,友田賞,武田賞(それぞれ1件以内)が選ばれ贈呈されます.これら個人賞は蓮沼 宏,友田三八二,武田郁夫各氏の功績を記念し,同各氏からの寄付金を基金として,本会が関与する科学技術および産業の分野において学問技術の発展に寄与するところの大きい論文もしくは技術的業績を表彰し,もってこの分野における学問技術の研究を奨励し,その発展をはかることを目的に設置されたものです.

2.範囲

論文賞2020年1月より2021年12月までの2年間に 「計測自動制御学会論文集」「英文論文集(SICE JCMSI)」に掲載された論文(ショート・ペーパーを含む)で発表された論文のうち(本会会員であって過去において相関連する研究報告の受賞の経験が ある場合には5年の経過を経ていなければならない)より10件以内,
技術賞2017年1月より2021年12月までの5年間に一般に公表されたもの(過去において相関連する受賞の経験がある場合には5年の経過を経ていなければならない)より5件以内,
著述賞2017年1月より2021年12月までの5年間に公表されたもの(過去において相関連する受賞の経験がある場合には5年の経過を経ていなければならない)より2件以内,
新製品開発賞2020年1月より2021年12月までの2年間に会誌「計測と制御」製品紹介欄に掲載されたものより5件以内,
教育貢献賞2017年1月より2021年12月までの5年間に一般に公表,公開された著作物,解説記事,講演会,講習会などを通じた教育活動(過去において相関連する受賞の経験がある場合には5年の経過を経ていなければならない)より2件以内,
国際標準化功績賞は,対象となる国際標準規格が応募時点から20年以内のものから1件以内,
国際標準化奨励賞は,対象となる国際標準規格の新作業提案が応募時点から10年以内のものから1件以内,
を選考し,贈呈します.

3.推薦期限

2022年2月28日(月)

4.推薦方法

各賞候補を推薦してくださる方は,本会ホームページの「学会賞・各種受賞」より,所定の推薦書をダウンロードし,ご利用ください(ダウンロードが困難な場合は,事務局までご連絡ください).各賞候補は,候補者氏名,所属,受賞対 象論文,掲載誌名およびその巻,号,ページを明記の上,さらに著述賞の推薦は書評を添付して郵送してください.なお,本会以外で公表されたものについて, 内容が理解できる最少限度の参考資料を添付してください.なお,提出書類は返却いたしません.お含みおきください.
※メール添付での送付が可能な場合は,以下のアドレスまでお送りください.(郵送いただく必要はございません)

5.あて先

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-11-9 金子ビル 4階
公益社団法人計測自動制御学会 学会賞委員会
電話(03)3292-0314,FAX(03)3292-3145
E-mail: sice_award@sice.or.jp