主 催

計測自動制御学会

企 画

SICEメンバー委員会人材育成塾WG

 プロセス新塾―考究II 2022塾生募集のご案内です.COVID-19 Pandemicの終息を見据える状況下で、本年度もプロセス新塾を開催致します. 計測自動制御学会では2006年から15年間に亘り実用性のある高度な計測制御技術の伝承を第一の目的として,塾形式の教育プログラムを年度毎に開催してきました.これまでに輩出した修了塾生は480名を超えました.各修了塾生は各種プロセス制御分野の中核となり産業の推進エンジンとなっており,各界から高い評価を受けています.塾の理念は「制御の現場と理論の整合」であり,現場がわかり,自立でき,そして社外人脈を活用できる人材の育成に力点が置かれています.今日なお塾の継続開催の声が産業界に多く,この期待に応える形でのプロセス新塾-考究編の継続開催案内です.3年間の時限企画とする骨太技術者育成計画の初年度募集案内です.
 本年度はCOVID-19 Pandemic終息を見据えつつ,対面講座*とWeb講座を織り交ぜながら開催します.(*状況により変更有)近年の劇的な産業・技術の変化と進展にも十分配慮しながら、各講師は「考究」の理念のもと講座内容を引き締めます.塾長は北森俊行 東京大学名誉教授SICE元会長(第33期)です.また副塾長を本多敏 慶應義塾大学名誉教授SICE元会長(第54期)が務め,両輪で“新塾‐考究II”を主宰戴きます.そのもとでプロセスの制御計測の産業界・学界のトップレベルの講師陣が渾身を込め指導いたします.新塾では常に進取の精神を意識しながら「制御システム現場での課題」を突破する「ものの考え方」の伝授を意識します.すなわち,型に嵌まって居てものの本質を掴めるか?定説だけが唯一の解決策か?今の現場に合致するのか?もっと自由度は無いものか?いま採るべき選択肢は何か?どう考えれば未経験の課題を解決できるか?十分条件より必要条件を深く捉えるとベターな方法を創出できる事実もあり,工学の現場を忘れず原点を見失うことが無い様,自分の眼で見て,現代の課題を突破するセンスと力をあわせて塾生に伝授したい.
 本年度(2022年10月~2023年5月)は①通信講座(各講師陣が作成した合計1,000ページを超えるWeb配信pdfテキストを受講生各自が学習し,課題に解答し理解を確認する)と,②8回のスクーリング(対面4回*&Web講義4回/Webexを使用いたします)によって,実のある成果が得られるように工夫致します.また,③講師と受講生間の対面*&Webベースのインタラクション(相互意見交換)を活発化させ SICEプロセス新塾人脈ネットワークGEN: Good Engineers Networkの構築を目指します.④未経験事象に対するプロセスの安全に関する特論とグループワークを実施します.なお当講座は国内約100の工学系学協会が所属する日本工学会(1879年創立)のECEプログラム(*注1)に認定されており,⑤一定の基準を満たした修了者にはECEプログラム修了認定証(認定番号付)が合わせて授与されます.⑥「ものの考え方について」考究すべくグループディスカッション等を実施します.また⑦学習が卓越したスーパー受講生が居た場合,これを3名の範囲で顕彰します.⑧工場見学*を復活実施します.⑨対面講座の夕刻にリアル交流会*を実施しGENを醸成支援します.

応募要領および申込みについては下記をご参照ください.

講師陣:(敬称略)

塾長:北森 俊行(東京大学名誉教授)
副塾長:本多 敏(慶應義塾大学名誉教授)
講師:伊藤 利昭(元名古屋工業大学),重政 隆(東芝三菱電機産業システム(株)),
小河 守正(アズビル(株)),鈴木 剛(元東洋エンジニアリング(株)),富田 芳生(元横河電機(株)),
加納 学(京都大学),橋本 芳宏(名古屋工業大学),奥津 良之(元アズビル(株)),
石田 尚(東芝三菱電機産業システム(株)),佐々木 尚史(横河電機(株)),大木 隆平(元IHI),
鷲北 芳郎(日本製鉄(株)),伊勢居 良仁(日本製鉄(株)),山口 収(JFEスチール(株))ほか.

期 間

2022年10月(開講)~2023年5月(修了)

募集条件

・プロセス制御・計測の分野での経験(企画・開発・設計・実装・保守など)が10年程度あること.
・通信教育講座(自己学習,なお課題は毎回提出)を行い対面&Webスクーリングに原則としてすべて出席可能なこと.

通信講座とスクーリングの概要,日程

通信講座はWeb配信されるpdfテキストを自己学習(出題された課題に回答し毎回提出)します.スクーリング日程は以下の通り確定ですが,講座名・講師・時間・方式は変更されることがあります. また状況によって*で示す対面・工場見学・交流会形式等の変更の可能性があります.判明次第、随時受講生へ連絡します.
●1回目:10月7日(金),8日(土) 午前9:30~午後5時
日吉(対面、慶應義塾大学 来往舎)
・開校式と塾長講義/現場と理論の整合性&ECEに関する考え方 北森 俊行塾長
・産業の発展とプロセス制御の役割  伊藤 利昭講師
・“考究” グループワーク 座長     本多 敏副塾長
(7日夕刻リアル交流会*)
・計測の理論と実際                          本多 敏副塾長
・プロセス制御のための化学工学演習  橋本 芳宏講師
●2回目:11月10日(木)午後1:00~午後5時(Webex)
・プロセス制御の基礎   重政 隆講師
・PID制御の実際          富田芳生講師
●3回目:12月9日(金)午前9:30~午後5時
日吉(対面、慶應義塾大学 来往舎)
・製紙プロセスでの計測と制御     佐々木 尚史講師
・プロセスデータからのモデリング   加納 学講師
・その他(制御ツール紹介など企画中)
(9日夕刻リアル交流会*)
●4回目:2023年1月20日(金)午後1:00~午後5時(Webex)
・安全考究特論(制御システムとサイバーセキュリテイ&演習)橋本 芳宏講師
●5回目:2月10日(金)午後1:00~午後5時(Webex)
・プロセスにおける電動機制御    石田 尚講師
・電力プラント計装の実際      大木 隆平講師
●6回目:3月3日(金)午前9:30~午後5時
日吉(対面、慶應義塾大学 来往舎)
・調節弁技術の理論と実際  奥津 良之講師
・計装の基礎と実例     鈴木 剛講師
・モデル予測制御の実際   小河 守正講師
(3日夕刻リアル交流会*)
●7回目:4月7日(金)午後1:00~午後5時(Webex)
・安全考究特論          富田 芳生講師
・“安全考究”グループワーク等   小河 守正講師
●8回目:5月12日(金) 午前9:30~午後5時(神奈川県川崎市*)
・鉄鋼プロセスの計測技術              伊勢居 良仁講師
・板圧延制御技術の進歩と展望            鷲北 芳郎講師
・CPSを活用した製鉄プロセスの革新   山口 収講師
・工場見学*(JFEスチール株式会社殿 東日本製鉄所)
・修了式   北森 俊行塾長

募集人員

約30名 ※応募者が多数の場合,人材育成塾WGにて調整選考を行うことがある.

参加費用

15万円/人
・講義のテキスト代,スクーリング費含む.支払方法は別途連絡.

申込締切

2022年9月30日(金)

申込先

「SICEプロセス新塾-考究II 2022受講希望」と表記し,塾生の氏名,ふりがな,連絡先(〒,住所,所属,部署名),電話、E-mailを明記してください.
(公社)計測自動制御学会 SICEプロセス新塾係
E-mail:office_educ@sice.or.jp までメールにてお申込み下さい.

(注1)ECE高度技術者教育プログラム(Engineering Capacity Enhancement Program)の略称であり,①プロフェッショナルとしての専門能力の向上,②多様性を受け入れ,異分野技術を取り入れていける能力の向上,③グローバルな競争力の強化に寄与できる能力の向上,④社会人基礎力の向上,の各到達目標を満たす良質な技術者教育プログラムを指す.認定プログラム修了者は日本工学会HP上に認定番号と氏名が掲載される.