主 催

計測自動制御学会 北陸支部

日 時

2019年7月19日(金)13:00~14:00

会 場

金沢大学 自然科学本館 107講義室
〒920-1192 石川県金沢市角間町

題 目

労働人口減少に立ち向かうための次世代産業用ロボットの開発

講 師

西田 健先生(九州工業大学大学院工学研究院機械知能工学系・准教授)

講演者プロフィール

2002年九州工業大学大学院博士課程修了.博士(工学).同年より九州工業大学助手.2013年より九州工業大学工学部機械知能工学科准教授.2018年LORIA研究所客員研究員,サレント大学客員研究員.2019年にKiQ Robotics(株)を設立しCTOに就任.ロボットハンド,確率システム制御,ニューラルネットワーク,群知能,三次元計測などに関する研究に従事.計測自動制御学会,日本神経回路学会,電気学会,ロボット学会,日本知能情報ファジィ学会などの会員.主な著書に「実用ロボット開発のためのROSプログラミング」(森北出版,2018年)など.

概 要

これから労働人口減少が進行する日本では,人に代わって働く機械が必要です.しかし,現在の産業機器は「生産性向上」のためには良い道具ですが,その維持・管理・運用の「省人化」は達成されていないのが実情です.そこで本講演では,まず,現在の自動化技術に何が足りないのかをまとめます.次に,「真の省人化のための産業用ロボットシステム」の開発に関する最新の研究事例を紹介します.その後,短時間で工場のレイアウトを変更するために開発した「5Gによる産業用ロボットの制御システム」について紹介します.

参加費

無 料

問合せ先

金沢大学理工研究域フロンティア工学系 渡辺 哲陽
E-mail: twata@se.kanazawa-u.ac.jp