2020年10月26日

日本工学会 技術倫理協議会
議長  札野 順

日本工学会会員学協会の会員の皆様

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本年も,下記要領で技術倫理協議会公開シンポジウムを開催することとなりました。
今年度で16回目となります技術倫理に関する標記公開シンポジウムでは、<不確実性の時代における技術者の役割と倫理>をテーマとしました。
人類が環境、人口、エネルギー、経済格差などの重大問題に直面するなか、新型コロナウイルスの感染拡大は、人間社会の脆弱さをあからさまにし、未来の不確実性を高めました。世界は大きく変わり、政治・経済の体制の変革だけではなく、都市のあり方、移動、コミュニケーション、働き方、など個人と集団に新しい生活様式が求められています。
COVID-19 だけでなく、今後発生しうる未知の問題群と向き合いながら、人類はどのような未来を築いていくべきなのか。新しい時代を拓くなかで技術者はどのような役割を果たすべきなのだろうか。新しい時代を担う技術者はどのような能力・態度・資質を持つ必要があるのだろうか。
今回のシンポジウムでは、このような問題意識に基づき、ポスト/ウイズコロナの世界を構築する上で、科学技術者が果たすべき役割について、会員学協会の立場から議論します。
つきましては、貴会の役員の皆様、会員の皆様には是非ともご参加賜りたく、ご案内申し上げます。
開催趣旨ほか詳細は添付案内文をご参照頂き、日本工学会HPより参加申込頂ければ幸いです。
「Web申込:日本工学会HP のトップ頁から参加申込をお願い致します。(「お申込み受付」をクリックすると申込Formの画面になります。)

開催要領

1.タイトル

日本工学会 技術倫理協議会第16回公開シンポジウム

2.テーマ

<不確実性の時代における技術者の役割と倫理>

3.日 時

2020年12月7日(月)13:00~16:30(オンライン開催)

4.会 場

オンライン開催(申込み受付時にZoomウェビナ-のURLとパスコードを返信します。)

5.主 催

公益社団法人日本工学会 技術倫理協議会

6.参加費等

無 料 (恒例の交流会は実施しません。)       

7.プログラム

(1)開会挨拶:14:00~
札野 順 技術倫理協議会議長(公益社団法人 日本工学教育協会)
(2)講演(課題提供)13:05~15:05(休憩:15:05~15:15)
・講演1: 伊勢田 哲治 氏(京都大学大学院 文学研究科 准教授)
仮題:誇り高い技術者の役割と倫理
・講演2: 小林 傳司 氏(科学技術振興機構上席フェロー・大阪大学名誉教授)仮題:(未定)
・講演3: 木下 喬弘 氏(医師・公衆衛生学修士 (MPH) )仮題:(未定)
(3)パネルディスカッション15:15~16;30(パネリスト:各講演者)
パネリスト:伊勢田哲治 氏、小林 傳司氏、木下 喬弘 氏
コーディネーター:札野 順 氏(早稲田大学 大学総合研究センター 教授)

本件に関する問合せ先

日本工学会 技術倫理協議会 幹事代行   川上 理英
E-mail: kawakami@jsee.or.jp
or
日本工学会 事務局  木暮
E-mail: eng@jfes.or.jp