主 催・企 画

計測自動制御学会 中部支部

協 賛

日本機械学会東海支部,日本ロボット学会(予定),電気学会東海支部

近年のAI・IoTの急速な発展には,機械学習の技術が重要な役割を担っており,今後も様々な分野での広い応用が期待されています.
そこでSICE 中部支部では,ご好評を頂いております機械学習に関する講習会を今年も開催します.機械学習の基礎からロボティクスへの応用までを一通り網羅した,初級者にもわかりやすい講習会となっています.第一部では,機械学習/深層学習をこれから学びたい方に向けた,基本的な仕組みと,画像認識への応用についての講義を行います.第二部では,工学分野で広く利用されている開発環境であるMATLABを用いて,機械学習を用いたロボット開発実習を行います.

第一部

タイトル:「機械学習・深層学習の基礎」
講 師:山崎 浩先生〔長野県工科短期大学校教授〕
内 容:機械学習のひとつである深層学習は,大量のデータを学習することで,画像認識,音声認識,自然言語処理などで高い精度を実現しています.利用例としては,製造業において画像認識は不良品や異常の検出,音声認識は故障予測などに利用されています.また,自然言語処理はChat GPT に代表される文章生成AI に利用され,その精度の高さが話題になっています.本講習会では,基礎となる機械学習の仕組みについて説明します.そして,深層学習の例として画像を学習する方法を紹介します.
対 象:機械学習・深層学習に興味のある方.深層学習による画像認識に興味のある方.

第二部

タ イトル:「MATLAB&Simulink によるAI・ディープラーニングとロボットシステムへの実装」
講 師:草野 駿一様〔MathWorks Japan アプリケーションエンジニアリング部シニアアプリケーションエンジニア〕
内 容:ディープラーニング(深層学習)は自動運転やロボティクスの分野で欠かせないテクノロジーとなっています.MATLAB&Simulink は複合領域の開発検証を単一環境で実現します.前半はMATLAB&Simulink が用意するディープラーニングやROS連携などロボット開発に有用な機能を紹介いたします.後半はPC 操作実習によりディープラーニングを用いたモバイルロボッ
ト開発を体験していただきます.
対 象:機械学習・ディープラーニングをこれからはじめる方.ロボット開発に興味のある方,ATLAB&Simulink 初心者,ユーザーの方

期 日

2025 年9月12日(金)9:50~17:10

会 場

Zoom によるオンライン開催

参加 費

正会員・賛助会員 学生会員 会員外 学生会員外
10,000 円 4,000 円 20,000 円 10,000 円

(※注),全て税込み
※注: 学生非会員については,年内に入会すれば,年会費1年分をSICE 中部支部が補助いたします.
※注: 協賛学会の会員は会員価格で申し込みできます.

募集人員

約30名(先着順)
申 込:ウェブサイトよりお申し込みください.

申込締切

2025年9月5日(金)

問合せ先

愛知工業大学工学部
日比野 良一
E-mail:r_hibino@aitech.ac.jp, 電話(0565)48–8121(代表)