2年間で最大300万円(5件程度)

1. 対象研究分野

BME ( Bio Medical Engineering )分野 ~生命科学と理工学の融合境界領域~
・医療や人々の健康に貢献しうる独創的でイノベーティブなアプローチをおこなう研究を対象とします。
・BMEを補足する言葉として、「生命科学と理工学の融合境界領域」と付記しました。
生物学、医学等を生命科学とし、物理学や化学等の応用を工学としたうえで数学やAIなど情報科学も含むことを明確にする意味で工に理を加えて理工学とし、それらが連携した研究領域が対象であることを示す融合境界領域という言葉で表現しました。
・医療の発展や健康の増進を見据えた幅広い研究分野において、基礎から応用まで広く対象とします。

2. 助成対象

基礎医学または臨床医学における計測技術(解析技術も含む)の有用性、活用状況、必要性(ニーズ)、可能性(シーズ)、研究動向などの調査研究
●研究体制
国内外を問わず、複数の研究機関または幅広い専門分野や地域の研究者が参加する体制とする(ただし、単独での実施が可能な場合も申請可とする)
●手法例
実態調査(フィールド調査など)、追跡調査(コホート研究など)、文献資料調査、インタビュー、アンケート、統計解析など
●研究題目例
動脈硬化指標AVIの認知機能診断マーカーとしての可能性調査研究
血栓症発症前診断のための止血系バイオマーカ―の有用性の実態(症例)調査
無意識生体信号計測技術に関する研究動向調査

3. 研究助成期間

2024年4月から最大2年間

4. 応募資格

大学およびこれに準ずる研究機関に属する者

5. 募 集 期 間

2023年6月1日(木)~ 7月10日(月)24:00までに申請完了すること

6. 応募方法

当財団ホームページにて、以下の方法でご応募下さい。
・当財団ホームページの「マイページ」よりログインし、申請書類をダウンロードして下さい。初めての方はマイページの登録を行い、ID・パスワードを取得して下さい。
・申請書類の作成にあたっては、当財団ホームページの「よくあるご質問」もご確認下さい。
・申請書類を作成、ご捺印の上、所定のファイル形式で提出(アップロード)して下さい。

7. 審査方法と通知

・審査委員会にて審査し、理事会にて決定します。
・審査結果は、2024年1月上旬に申請者本人に郵送にてお送りします。
※通知まで個別のご照会には回答いたしかねます。

8. 助成金の贈呈

2024年2月23日(金)の中谷医工計測技術振興財団贈呈式(以下、贈呈式)にて贈呈いたします。

9. 受領者の義務

・贈呈式にご出席いただきます。研究計画をご提出いただき、贈呈式当日に小冊子およびポスターとして製作予定です。
・助成期間の途中で、進捗報告を求める場合があります。
・助成期間終了後に、研究報告書と会計報告書をご提出いただきます。(助成期間終了後1か月内を目途)
・ご提出いただいた研究報告書は当財団の年報、ホームページ等を通じて一般公開させていただきます。

10. 助成金の使途

・本助成金は、応募いただいた申請助成金内訳の項目でご使用下さい。
・所属機関へ支払う間接経費(オーバーヘッド)の使用は認めていません。
・人件費は助成金全体の50%以内として下さい。50%を超える場合は、その理由の説明を求めます。ここでいう人件費は、実験補助、データ整理等の臨時雇用者とします。所属機関から給与などが支給される場合は助成の対象外とします。

・既に入会している学会等の年会費や購読している会誌等は助成対象外とします。申請の研究の為の学会入会費や会誌等購入は認めます。
・虚偽の申請・報告、助成金の目的外の使用等の場合、全額を返還いただきます。
・助成期間終了時に残余金が生じた場合は、残余金を返還していただきます。

11. 個人情報保護について

応募内容については、秘密を厳守し、助成の審査以外には使用いたしません。ただし、助成決定者の個人情報(氏名、所属、職名、研究題目、研究報告、財団主催行事の記録・写真等)は、一般公開させて頂きます。

12. 問合せ先

財団ホームページの「よくあるご質問」に過去のお問い合わせ内容がまとめてありますので、まずはそちらをご覧下さい。
お問い合わせは、財団ホームページの「お問い合わせ」よりお願いいたします。原則として電話でのお問い合わせは受け付けていません。
〒141-0032 東京都品川区大崎一丁目2番2号
アートヴィレッジ大崎セントラルタワー8階
公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 事務局