水曜日の夕方に夕立が降ったおかげかもしれませんが、CCC&SICE最終日は朝から日差しもあまり強くなく、すごしやすいほうでした。
3日目のプレナリーレクチャーの聴講をする人や最終日のセッションに参加する人には、引き続き忙しい一日だったようですが、すでに発表が終わった 人たちにとっては、一息つける一日だったかもしれません。地下鉄を乗り継いで、世界遺産の西湖に足を運んだ人もいたようです。
SICE国際委員会の理事と会長副会長は、タイの学会(ECTI)のメンバーとのランチミーティングに臨みました。来年のタイの学会の年次大会 (ECTI CON2016) で本多会長が基調講演を行うこと、来年の双方の年次大会(ECTI CON2016と SCIE2016)で、それぞれジョイントOSを持つことなどをはじめとして、今後との両学会がより密な関係を維持していくことなどにつ いて、話し合われました。
さて今年は、CCCとの共同開催であったため、バンケットはCCC流で最終日に行われました。SICEとCCCあわせて1000人以上が参加する ため、バンケット会場だけでは収まりきらず、ロビーや廊下にまでテーブルが並べられての盛大なバンケットになりました。開催は6時半からだったのですが、5時半過ぎからCCCの参加者を中心に、良いテーブル席が占拠されてしまい、時間通り会場に現れたSICEの会員は、なかなか席が確保できないという事態も起きていたようです。ここでも、CCCの規模の大きさに驚かされた次第です。
バンケットの最後に、SICEの本多会長とCCCを主催するTCCTのJi-Feng Zhang会長がお互いに感謝の盾を交換し、また本多会長とJi-Feng Zhang会長が共同で、杭州電気科技大のAnke Xue先生に感謝の盾を贈呈し、和やかな雰囲気で、バンケットは大幅に時間を延長していつ終わるともしれず続けられました。

(文責 SICE事務局 井端)


写真1:タイの学会ECTIとのミーティングで挨拶をする本多会長

写真2:タイの学会の役員と記念撮影。今回タイからは5件の論文投稿と6人の参加がありました。

写真3:バンケット会場に用意されたテーブル席は、6時過ぎにはほぼ埋め尽くされていました。

写真4:会場の外のロビーや廊下にもバンケットテーブルが用意されていました。

写真5:本多会長とTCCTのJi-Feng Zhang会長が、お互いに感謝の盾を交換しました。

写真6:本多会長とJi-Feng Zhang会長が共同で、杭州電気科技大のAnke Xue先生に感謝の盾を贈呈しました。

写真7:来年のCCC2016は、パンダの繁殖と三国志の蜀の都で有名な中国成都で開催されることが紹介されました。

写真8:一方、来年のSICE2016は、筑波で開催されることが、実行委員長の中内先生から発表されました。今年に続き、中国からの多くの参加者があることが 期待されるところです。